■DANCE PLATFORM 2010

■新国立劇場・小劇場、2010.10.22-31
http://www.nntt.jac.go.jp/dance/pdf/20000353.pdf
■8作品が上演されたが良かったのは以下の2作品。 子供の観客が多かったがC/OMPANYを観るために来ていたようだ。 どの劇場も子供イベントが盛況だし・・、多分この流れの一環かな? 将来の観劇ファンは大切にしなきゃいけない。
しかし場内に響いていた子供たちの笑い声が耳に残ってしまった。
・高瀬譜希子振付「AUTUMN HUNCH」。 剛性の中に柔軟さがあり、細部の振付も面白い。 音楽は出娑張らず引っ込まず、そして照明がなんといってもすばらしい。 質の良いデテールたちが全体をうまくまとめている。 よかったなあと心からおもう作品である。
・原田みのる振付「果てに・・・」。 舞台は凛としていて緊張感が伝わってくる。 テーマはフィルムノワールだが振付も動きに溶け込んで奇異を感じさせない。 筋書きは不明だが映画ファンは素晴らしかった場面の思い出に浸れるだろう。