■kRUMI-2

■演出:小林嵯峨,出演:NOSURI
■日暮里・d-倉庫,2010.9.3-5
■場内には肌色のチューブや赤い布がぶら下がっていたり、ダンサーの腹からこれを出したりオドロオドロしい舞台でした。 舞台に置いた洗面器の水が飛び散り否応なしに体液や内臓を意識します。 小林嵯峨は最初と最後に登場しましたがさすがに存在感があります。 2時間の大部分は若いダンサーが舞台を埋めましたが肉体だけが前面に出て息苦しい感じがしました。 小林嵯峨と若手が分離してしまったようにみえます。 若いダンサーは肉体をのたうち回り彼女はそれを乗り越えているからです。 d-倉庫は初めて行きましたが2階が入口とコーヒも飲めるホワイエ、1階が舞台と客席で全体がコンパクトにまとまっていて倉庫以上でした。
*作品サイト、http://kobayashi-saga.holy.jp/kRUMI_2/flyer_kRUMI_2.html