■カルミナ・ブラーナ

■曲:カール・オルフ,演出:笠井叡,出演:黒田育世,舞団:BATIK
■吉祥寺シアター,2010.9.10-12
■手足を激しくそして動きまわる黒田育世の振付が前面に出ているようです。 この速さは観ていてもついていけない時があります。 この動きには思想が無いとおもってしまう時もあります。 演出の強引さで全体をまとめてしまったような舞台でした。 観たあとホッとした安堵感を持ちました。 タイトルはドイツ世俗的歌曲名らしく力強いオペラを聞いているようです。 チラシには音楽とダンスの結合について書かれていましたがそこまで気にかけないませんでした。 BATIKは踊っていて首や肩の動きがみえないほどの長髪ダンサーが多いですね。 激しい動きですから束ねるか短くしたほうが型がハッキリみえてスッキリするのではないでしょうか。 そして10人のダンサーが踊るには吉祥寺シアターは少し狭すぎます。 笠井叡は舞台から飛び出してばかりいました。 しかしこれは休むため・・・?